しんねんどはねんどから、始まりました。
その粘土作品が6月初めによ〜うやく全部焼き上がりました!100人余りの子どもたちがそれぞれ好きなだけつくったので、総数は何百個だったのでしょうか‥?
しかもお茶碗とかと違ってみんな大きな塊の作品が多くて、なかなか乾きませんでした。
一回目の窯入れでは焼成時に沢山の作品が割れてしまい(かなり粉々に)、それはそれはショックでしたが、私は何十時間かかけてほぼ修復しました。
その後はうちの小さな電気炉で毎日毎日地道に焼き続けたのでした。本当に大変な作業でしたが、絶対これは守る!と心に決めていました。
それは、子どもたちが嬉々として粘土を手に取り足で踏み、思う存分楽しんだ姿が脳裏に焼き付いていたからです。ひとつひとつを大事に造り上げていた姿も。
小学生以上の子どもたちには一応「心に花を」というテーマを設けてみました。どこかに試験管を差せる場所をつくっておいて、そこに花を一輪生けることができるよ、というものです。
大人には創ることが出来ないような、あどけなく愛おしい作品たち。
それらを眺めて作者を思い出したりして、私も心にたくさんの花をプレゼントしてもらった気持ちです。