スピリッツキャッチャーというこの民族楽器を教えてくれたのは、旅の音楽家の丸山祐一郎さんでした。昨年5月末のスペシャルデイでこれを見た子どもたちはすぐさまトリコになっていたので、いつか全員でつくってみたいなぁ!と思っていました。
少し曲がった枝に幅広の長いゴムを掛けるだけのシンプルなつくりなのですが、ちょうどいい形と太さの枝を、小学生クラスの60人分集めるのはとても大変。協力して下さる方々もいて何とか準備することが出来ました。
見本のスピリッツキャッチャーを回してみて「おもしろい!」「つくりた〜い!」という気持ちをもった子どもたち。あとはもうそれぞれ夢中で枝を切り、ナイフで削り、つっぱり棒などもつくり、麻ひもやビーズ、鳥の羽で飾り付けをしました。
完成したら、外で早速回してみました。
フィーーン フィーーーン
ビュオーーーン ビュオーーン
ウィーーーン ウィーーン
など、それぞれの音は言葉ではうまく表現出来ません。一番いい例えは「スターウォーズ」のライトセーバーの音でしょうか?!ダースベーダーになりきっている男の子もいましたっけ。それから足の下で回してみたり、片足やジャンプ等、いろんな技にも挑戦してみたりして、延々とやり続けた人たちもいましたね。もう楽しくって止められないかんじでした。
このスピリッツキャッチャーは、きっとみんなの家に幸せも運んでくれる守り神になるに違いありません。