これはテキスタイル作家のイシカワアイさんに教えていただいた織り物で、フィンランドの子どもたちがやっているものだそうです。自由で素朴で、木の風合いもとてもいい!
10月に小さな子どもたちの「ようじクラス」と個別支援が必要な「ゆっくりクラス」でやってみたところ、本当によかったです!
他の織り物もおもしろいのですが、上下を間違えずにやらなくてはいけないということが堅苦しく、いつものにいはるびじゅつらしくありません。
ところがこの丸太おりは、織り上がっても木から外さないでそのまま飾るので、織り目が間違っていたりゆるゆるだったりしても構わないのです。
ようじクラスでは最後に顔も描いてみました。何だか一人一人の木が暖かな服をまとったようで、一層かわいくなりました。
丸太にキリで穴をあけて、クギを打って、想い想いの毛糸をからめていくだけのこの「丸太おり」は、きっと家でも楽しめそう。そうやって北欧の子どもたちは寒い冬も楽しんでいるのでしょうね。
こういうステキな織り物のアイデアを沢山お持ちのイシカワアイさんは子育ても楽しみながら、udu(うづ)というテキスタイルブランドで講座等もやっていらっしゃいます。「丸太おり」に感謝しつつ、このご縁が続く事を願っています。