今年の「なつやすみフリーデイ」もまた気温も暑く心も盛り上がって熱い中、168人の子どもたちが2日または4日づつ通ってきました。
中には「じゆうせいさく」をした人たちも居ましたが、殆どの子どもは今年の提案の「竹めいろ」づくりをしたので合計160個くらいの竹めいろが出来たわけです!もちろんコースも自分で考えるので、それはそれは大変でおもしろい20日間でしたーーー!
まず竹迷路の達人(大人たち)がつくった作品で、子どもたちは遊んでみます。
そのおもしろさを実感したらあとはもう勢いに乗って突き進むのみ!
箱用の板や角材を切り、絵付けをしたら、もうそれだけでステキな作品でしたが本番は竹のコースづくりですよ。
(材料の竹は今回は「さらし竹」になったものを竹屋さんから購入しました。箱の底板はシナランバーの12ミリ厚を使いました。)
竹がスグレモノなのは、中が丸く空洞になっているので、迷路の曲線コースやトンネル、滑り台がそのままできるということ!また薄いので小さい子にも切りやすいです。
輪切りにするのは竹用ノコギリですが、それを縦に割るのはナイフと木づちです。カツーンと簡単に割れるのが爽快でおもしろくって、必要以上にどんどん割る子どもも‥。
難しいのは接着です。ビーダマがひっかからないように板との設置面を薄く削ったり、カーブを合わせて木工ボンドでくっつけるのに時間もかかります。
でもどの子ももくもくと頑張りました。だって出来たもので遊べるんですから!途中、ビーダマが滑り台をうまく降りただけで大喜びしたり、制作中もたのしさがあちこちにありました。
竹めいろは時間をかけてコツコツつくりあげるたのしさがあり、ちょっとした工夫で遊び方も拡がったりして、子どもにとっても本当にいいテーマだったなぁと思いました。
今回、見本作品を沢山貸して下さり、スタッフ講習会も快く引き受けて下さったり、フリーデイ期間中も2回来て子どもたちに技を伝授して下さったSさんは、横浜市都筑区の川和保育園のバザーのために永年この竹迷路を創り続けて来た方です。
子どもたちもまた11月は川和保育園のバザーでプロ(?)のお父さんたちの手による「うわさの」竹迷路を見てみてね!