にいはるびじゅつのスペシャルデイ「組み木づくりのこころ」は10月18日(土)と19日(日)の2日間に渡って開催されました。両日とも午前と午後に2回づつで合計4回というスペシャル!しかも各回に子どもたちは15人くらいづつでしたので本当に贅沢な時間でした。
小黒三郎さんは子どもたちに組み木作品を見せて「これは何の動物に見えるかな?」という問いかけから始まり、2人の子どもが前に出て描いた絵に手を加えて、どうしたら組み木になるかを分かりやすく説明して下さいました。それから一人一人のデザイン画制作へ。人数が少ないのでゆっくりと一人一人を見ていただけたことはとても有り難いことでした。この日の作画時間は30分だけでしたからまだ描き途中の子も沢山居ましたが、みんなの絵から一枚選んで電動糸鋸で切ってみせる実演へ。今回は10センチ四方で厚さが2センチのシナの板を使いました。
正面で、ゆっくり、流す様に切っていく小黒さんの姿をくいいるように見つめていた子どもたちは、何も説明しなくてもそれぞれが心で感じたことでしょう。
また出来上がった組み木でいろんなポーズをして遊んでみる小黒さんの姿からは、つくる心だけでなく、遊び楽しむ心も伝わったのではないでしょうか。
最後にお話しいただいたのは3つのHについて。何かを創るとき大事なのは手Handと頭Headと心Heartなんだよと‥
それはにいはるびじゅつでも大事にしていることでした。
すべてが心と身体にしみいる2日間でした。子どもたちは今、組み木づくりの入り口にいて、それぞれのオリジナル組み木をつくっています。
にいはるびじゅつの子どもたちに、そして20日(月)と21日(火)は横浜市の3つの小学校の子どもたちに、沢山のいろんな心を伝えて下さった小黒三郎さん、本当にありがとうございました。